関西学院大学大学院における「公認心理師」対応について
―2018年4月以降を中心に―

日時：7/10(月) 12:50-13:20
場所：文学部１号教室（チャペル教室）
対象：関西学院大学　３，４年生
　　　―特に大学院文学研究科心理科学領域において「公認心理師」資格の取得を考えているみなさん―

内容：

国家資格「公認心理師」の施行は2017年9月に予定されています。その第１回試験は，現任者を対象として，2018年9月に行われる予定です。現在の３，４年生は学部に関して，省令で定める一定の科目を履修することで，「受験資格の特例」で経過措置の扱いとなります。大学院心理科学領域としても，院生が受験資格を得るためにカリキュラム対応を行う予定です。今回は，現状でわかる範囲で，大学院でどういった授業，実習を受けることになる予定なのか，少し説明したいと思います。

学部における省令で定める一定の科目について，4月に説明会を持ちました。9月の秋学期開始前にも再度行う予定です。一方，2018年4月の大学院入学後は，大学院において省令で定める科目を，正規の単位数（10科目，20単位），履修することが求められます。厚労省・文科省の「カリキュラム等検討会」はひとまずの結論を出しましたので，単位数，科目名などについては，ある程度明確になりました。ただ現状では不明確なこともまだ多く，みなさんに十分にお伝えできる状況ではありません。とは言うものの，そのまま放置しますと，みなさんの大学院受験に関係し，受験機会を逃しかねません。

そこで今回，説明会（オリエンテーション）を開くことにいたしました。今回は本学大学院での公認心理師対応を中心にお話することになります。本学大学院において「公認心理師」資格の取得を希望する多くの方にとって，できるだけ正しく実情をお伝えできればと思います。「公認心理師」資格取得に関心を持つ多くのみなさんの参加を期待しています。