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一言 英文 准教授

比較文化心理学、文化とウェル・ビーイング、文化と自己

私たちの心の働きは、身体内の機序だけでなく、それが実際に活動する社会の仕組みによっても支えられています。たとえば、秒単位で正しい時刻に到着する電車を使って暮らしていれば、時間に几帳面な心を持つに至るでしょう。では、そもそもなぜこういった社会は時間に厳密になったのでしょうか。このような社会では遅刻はどういった意味を持つでしょうか。また、几帳面な心を持つ、とは、私達の心の中の、一体何が、どのように変化したことを言うのでしょうか。さらに、時間感覚の他に、私たちの心を支えている社会の仕組みには、一体どのようなものが、いくつ存在するのでしょうか。

私が専門にする比較文化心理学では、心を支えるという意味で本質的な文化の違いを比較し、心や行動が、どのように人として必然的に多様なのかを実証的に明らかにします。私自身は、自己や感情の文化比較を通し、上記の観点で調査や実験に取り組んでいます。

私が研究の道を選んだのは、自らが幼い頃に異文化体験をし、文化が異なると人の考え方・感じ方・振る舞いには言葉以上の違いがあると痛感したためです。国際的な時代であるからこそ、求められ、人の社会性について問うことのできる心理学を、一緒に学びませんか。

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