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8月1日 Dr. Ladd 学術講演会 「Building Children’s Social Competence:A Worthy Educational Objective?」

2006.7.18

「魅力ある大学院教育」イニシアティブ、学術フロンティアプロジェクト共催の学術講演会を開催します。英語での講演です(通訳つきです)。参加費は無料、事前申し込みは不要です。

タイトル:「Building Children’s Social Competence:A Worthy Educational Objective?」
     (「子どもの社会的コンピテンスの形成は重要な教育的目標か?」)
日時:8月1日(火) 10:30~12:00
場所:関西学院大学上ケ原キャンパス 図書館ホール
講師:Dr. Gary W. Ladd (アリゾナ州立大学 心理学部教授、家族・人間発達学部教授)
司会:松見淳子(関西学院大学文学部総合心理科学科教授)
通訳:大対香奈子(関西学院大学大学院文学研究科・日本学術振興会特別研究員)
概要:Ladd教授は、子どもの社会性発達および仲間関係の研究で世界的に著名な研究者であり、また発達心理学の専門誌「Merrill-Palmer Quarterly: A Journal of Developmental Psychology」の編集長も務めるなど学界に大きな貢献をされています。現在、教授はアリゾナ州立大学とイリノイ大学を拠点に、子どもの社会的コンピテンスの発達と仲間関係・学校適応との関係についての長期縦断研究プロジェクトである、The Pathways Projectを精力的に進めておられます。1992年に開始されたこのプロジェクトは、開始時に幼児だった子どもを高校卒業まで追跡する大規模なものです。2005年には「Children’s Peer Relations and Social Competence」をYale University Pressより出版され、その他にも25年余にわたり多数の著作と論文を発表されています。日本の子どもの社会性発達や学校適応にも関心を示されており、講演では教授のこれまでの研究を紹介しながら、子どもの社会的コンピテンス形成の重要性について発達心理学の視点からお話していただきます。

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