7月24日 Dr. Beutler 学術講演会 「Identifying Research Informed Principles of Practice」
2007.6.20
学術フロンティアプロジェクト、及び魅力ある大学院教育イニシアティブプログラムの一環として、学術講演会を開催します。参加費は無料、事前申し込みは不要です。
タイトル:Identifying Research Informed Principles of Practice
心理臨床における研究と実践の歩み寄り
日時:7月24日(火) 10:30~12:00
場所:関西学院大学上ケ原キャンパス 図書館ホール
講師:Larry E. Beutler, Ph.D.
(Director, National Center for the Psychology of Terrorism
William McInnes Distinguished Professor of Psychology,
Pacific Graduate School of Psychology
Consulting Professor of Psychiatry,
Stanford University School of Medicine
Professor Emeritus, University of California)
司会:松見淳子(関西学院大学文学部総合心理科学科 教授)
通訳:金原さと子(Pacific Graduate School of Psychology)
大対香奈子(関西学院大学大学院文学研究科博士研究員)
Beutler教授は、長年にわたりエビデンスベースの臨床心理学の発展に多大な貢献をされました。米国心理学会(APA)の臨床心理学部会、APA-心理療法部会、そして国際心理療法協会の会長をそれぞれ歴任され、臨床心理学専門教育の制度化と専門職の社会的役割について、常に重要なメッセージを発信してこられました。Journal of Consulting and Clinical Psychology および Journal of Clinical Psychologyの元編集長です。そのほか多数の学術誌の編纂に著しい貢献をされています。
個人の心理療法における変化について実証的に研究されていますが、個人を超えた大規模災難やテロによる被害者への対応についても臨床的研究を重ねられ、アメリカで支援プログラムを開発されています。