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6月27日 大森慈子先生 講演会 「他者の存在と笑い表情の表出」

2009.6.2

関西学院大学イニシアティブ・学術フロンティア推進事業「先端技術による応用心理科学研究」共催の学術講演会を開催します。参加は無料、申し込みは不要です。

 タイトル:他者の存在と笑い表情の表出
 講  師:大森 慈子 先生(仁愛大学人間学部心理学科 准教授)
 日  時:2009年6月27日(土) 15:30~17:00
 場  所:関西学院大学西宮上ケ原キャンパス 大学図書館ホール

 司  会:中島定彦(関西学院大学文学部総合心理科学科教授)
 プロジェクト代表:八木昭宏(関西学院大学文学部総合心理科学科教授)


 大森先生は、津田塾大学学芸学部国際関係学科を卒業後、関西学院大学で博士(心理学)を取得、2001年より仁愛大学に就任されました。専門は、生理心理学、社会心理学、非言語コミュニケーション。研究テーマは、瞬目や表情、対人行動など。

 様々なコミュニケーション様式が浸透する中で、対面状況や他者存在の重要性が再認識されつつあります。表情は他者に感情を伝える重要な機能を持っていますが、その表情表出は喚起された感情に支配されています。しかし、感情を伝えるべき他者が存在しているかどうかで、表情表出の程度は異なると考えられます。そこで、健康との関連性が指摘されている「笑い」表情に主眼をおき、笑い表情の表出が他者の存在の有無に影響を受けるのか、さらに他者の存在によって「面白い」「楽しい」と感じる度合いも異なるのかについての実験結果をお話しします。また、最近始めようとしている「笑い」と対極にある「泣き」の研究についても、少しご紹介したいと思います。

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