文部科学省「私立大学戦略的研究基盤形成支援事業(2010~2014年度)」に採択
2010.4.20
文部科学省の平成22年度「私立大学戦略的研究基盤形成支援事業」に応用心理科学研究センターのプロジェクト「心理科学を基盤とするインタラクション評価システムの開発と応用」が採択されました。研究期間は2010~2014年度の5年間です。
本プロジェクトの目的は、実証的心理科学の成果を産業界や広く社会へ積極的に発信する研究拠点を形成することです。特に、さまざまな事態でのインタラクションを評価するシステムを構築し、さらに遠隔地間コミュニケーションに関する基礎的知見を提供します。
これまで様々なモノ(ハードウェア)やコト(ソフトウェア)、システムや社会は、技術的あるいは制度的制約に基づいて作られてきました。これに対して本プロジェクトでは、心理科学の基盤に神経科学を据えることによって、心理科学を通して人間の原理を明らかにし、その結果として、より安全で健康なモノやコト、システム、社会を提案することができます。このようにして、本プロジェクトの研究成果は「安全で健康な社会」の実現に向けて大きな役割を果たすことになります。