HOME > 教員情報 > 古見 文一

古見 文一 准教授

発達心理学、発達科学、他者の心の理解

夕方、キッチンに行って冷蔵庫からお肉や野菜を取り出して…という作業をしている人がいるとき、夕飯を作ろうとしているのだな…とその人の意図を私たちは推測することができます。それは、自分にも他者にも心があること、そして人の行動の裏には心が隠れていることを知っているからです。しかし、私たちは、自分にも他者にも心があることを何歳くらいで発見したのでしょうか。そして、どのようにして他者の心を推測する能力は発達してきたのでしょうか。私が専門とする発達心理学は、そのような様々な心の発達を、実証的に明らかにしていく学問です。誰もが赤ちゃんであり、子どもでしたが、自分が幼かった頃にどんな世界を見て、どんなことを感じ、周りの人のことをどう理解していたかを詳しく覚えている人はほとんどいません。時に不思議な、予期しない反応をする子どもが、なぜそのような行動を取るのか。また、大人にとってはすごく簡単なことが、なぜ難しいのか。子どもと関わると多くの疑問が生まれてきます。私は、そのような日常に溢れる子どもの不思議から生まれる疑問を明らかにして、子どもを、そしてヒトの発達をより理解できるような研究を目指しています。

研究者データベース

PAGETOP