施設について
心理科学研究室は、ハミル館、F号館、文学部本館、I号館の4箇所に実験・実習施設があります。ヒトを対象とした研究施設として、実習ホール3、実験実習室40、面接相談室4、観察室5、プレイルーム3、準備室3、調査用紙印刷室、工作室などがあり、100インチ立体ディスプレイなどのバーチャルリアリティシステムや眼球運動計測装置、脳電位リアルタイム解析装置、行動コーディングシステムなどの最先端機器を保有しています。動物心理学研究施設として350匹以上のラットの飼育が可能な飼育室のほか、実験室10、薬品保管室、データ分析室があり、多くの装置を保有しています。なお、これらの実験・実習施設は教員の個人研究室や大学院生の共同研究室に隣接しており、現場指導を受けやすい環境です。また、古典的実験機器を展示しており、心理学の研究の歴史を学ぶことができます。
日本心理学会 心理学ミュージアム 歴史館
関西学院大学所蔵の古典的実験機器
主な設備名
多感覚同期VRシステム
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歩行運動や特定の物体との身体接触などを,現実空間とVR空間とで同期させるためのシステム。
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眼球運動測定装置 |
Eyelink 1000 Remote
実験中の被験者の眼球運動や瞳孔サイズを測定・記録する。
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視覚実験用LCDディスプレイ |
ViewPiXX
厳密な刺激制御を可能とする視覚刺激呈示装置
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多人数生理反応計測システム
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4人脳波同時計測
BrainAmp
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大型ディスプレイ
脳波計測・解析システム
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半球型ディスプレイ
脳波計測装置(NuAmp)
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脳波・SMI眼球運動計測システム
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脳波・SMI眼球運動計測風景
脳波計測装置(ActiChamp)
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ポジティブ感情喚起システム
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ポジティブ感情を含む様々な感情を喚起し、自律神経系の反応を記録・解析する。
様々な照明環境の操作
自律神経系反応計測装置・解析システム
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マイクロダイアリシス・システム
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半透膜プローブを通して脳内物質を採取し、その濃度を測定する。
脳内物質回収装置
解析装置
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神経活動記録・解析システム
(ナビゲーション行動関連)
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迷路内で空間認知課題を行っている動物の脳から神経活動を記録・解析する。
格子状迷路(写真左)・神経活動記録装置(写真右)
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神経活動記録・解析システム
(探索行動関連)
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装置内のモニタに呈示される視覚刺激への探索行動及びそれに関連した神経活動を記録・解析する。
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ウェアラブル光トポグラフィ
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日常に近い環境での計測を目指し開発された、前額部専用の光トポグラフィ。近赤外分光法(NIRS:Near Infrared Spectroscopy)を用いて微弱な光で計測する。
計測チャンネルは10極で、複数人同時計測など導入後の拡張も可能。
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マインドビューアー
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脈拍一拍ごとの変動を分析することにより、ストレスに対する強さ・こころのバランス・こころと身体の健康度などを簡易に調べる。
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動物実験装置 |
スキナー箱14台、回避学習装置3台、運動量測定装置12台、摂食量測定装置8台、放射状迷路1台、格子状迷路1台、水迷路1台など |
心理検査
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知能検査、発達検査など100種類以上の心理検査を所蔵。
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